小ネタ


『密談』
 
 
 
「ゼブラまで小松くんを好きになったらどうする? 無理だよね?」
「松は美食屋キラーだかんな…ゼブラが松に落ちる可能性はないこともないかなー…」
「――ん? 無理って何がだココ」
「小松くんの身体が持たない」
「乱交決定なのかよ!」

「何を今更。そうだね…。下のクチはトリコ、上のクチはサニー、彼自身はボクが愛してあげて…そうするともう“空き”はないよね」

(…参加してるオレが言うのもなんだけど、ココの野郎、鬼畜すぎる…)

「…!まだ手が空いてねぇか?」

「っ、トリコ! お前まで!」

「よし、ゼブラには手コキで勘弁して貰おう。体勢上、片手でになっちゃうけどね」
「おい! お前ら人の話をだな…」

 
『ならば逆の手は私が頂こう!』
 
「「「なっ?!」」」
「誰だ今の!」
「ゼブラは『私』とか言わねーぜ?」

「まさか鉄平?」
「いや、奴も一人称は…」

「…!?」

「?」
「…?」



「…しまった…。つい消命を解いてしまった…」
闇夜の空に消えたのは、漆黒の衣を纏った副料理長だった。



終わる


全然30行に届かないミニ話ですみません〜。
当初はサニーも画策する立場にいたのですが、書いてるうちに常識人の立場に…。(どうやらそんなサニーが好きらしい。サニコマも好きですよー(^^;))