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「小松と梅田しか出ていない小松受SS(小松×梅田ではありません(^^;))です(^^)
セリフばっかです(^^;)





『3軒目』




「3軒目?」
「はい。ボクがコック長になった時に連れて行かれ…連れて行ってくれたお店です。2軒目までは皆と一緒でしたけど、3軒目はボクと局長だけで行きましたよね?」
「うーん、あんまり覚えてないけど…」
「アタシはここの常連だ、って言ってたじゃないですか」
「…なんで、そこに行きたいの?」
「え」
「アタシが小松クンだけを連れて行く店…っていったら、ジャンルは決まってくるわよねぇ…勿論、ご飯の美味しいお店じゃないわよ?…オカズには事欠かないけどネ☆」
「…」
「まったくー、『酷い目に合いましたよ〜』って泣いてたのにまた行きたいの?」
「覚えてるんじゃないですか!」
「おっと」
「局長!」
「んー、心当たりはあるわよ。でもね、アンタみたいな子を一人では行かせられない店よ。」
「…」
「理由を教えてくれたら一緒に行ってアゲルわ」
「…お店の人に聞きたい事があるんです。」
「アタシじゃダメなの?」
「え、まぁ、局長でもいいんですけど…知ってる人には聞きづらい事ってあるじゃないですか…」
(「知ってる人」ってのはアタシなのか、それとも…?)
「言いなさいよ。部下の悩みを聞くのも上司の仕事よ。誰にも話さないわ。」
「…局長は…どっちなんですか?」
「どっちって?(笑)」
「……ぅー…」
「ゴメンゴメン☆そうねー、基本はアンタとは逆かしらね。」
「なッ…!なんで逆だって決め付けるんですか!!」
(あー楽しい)
「そのぅ…どうすれば…を……ばせて…」
「どうすれば彼を悦ばせてあげられるのか知りたいのね?」
くすくす
「…もういいです!!」
「ふふ…笑ってゴメンね。確かに女の子しか知らないけど、女の子には聞けない質問よねぇ。」
…ぐすん
「やっぱ若いっていいわねぇー。(遠い目)あ、そうだ。実地で教えてあげましょうか?」
「いいいいいいいいです!!」
「どっちよ」
「け、結構です!」
「冗談はさておき。そんなのはあってないようなものよ。幸いにも同性なんだから、どこをどうされたら気持ちいいかなんて自分でわかるでしょ?」
「わかりますけど…」
「もっともっと、善くしてあげたいのね?うぅーん、愛だわァ。」
「きょーくーちょーッ!!」
「ハイハイ。ま、ぶっちゃければ、そんなのは本人に聞くのが一番よ」
「聞けませんよ!てか聞けないから聞いてるんじゃないですか!」
「そう?真面目な話、自分の知らないところで仕入れてきた愛撫なんかされたって萎えるだけよ。『どこが気持ちいいですか?』って本人に聞かれたら可愛くってもう2、3回は延長ね☆考えてみなさいよ、トリコちゃんがそーいう店でタチの極意を聞いてきた、なんて枕元で言ったら小松クンだって萎えるでしょ?」
「…そう…ですね(神妙)」
(バレてるのに気付いてないわこの子)
「年上の経験者の言う事は聞いたほうがいいわよ。」
「…はい。」
「恋は確かに素晴らしいけど、仕事に影響が出たら許さないわよ。」
「わかりました。局長、ありがとうございました!」


「あ、もうひとつだけいいですか?」
「なぁに?」
「あの…同時のときはどうしても口がおろそかになっちゃうんですけど、どうしたらいいんですか?」
「……若いって凄いわね。」


終わり☆







最後のセリフは3Pでも69でも、お好きなようにお考え下さい(笑)